2022年01月26日(水)
E5 eyevan 取り扱い開始! [新入荷]
今月一番のビッグニュース!
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのEYEVANですが、
新たなラインとして
「E5 eleven」が誕生しました。
EYEVANとの相違点、E5eyevanのコンセプトとして、
1.実用的であること
2.機能が必然であること
3.安心して扱えること
4.フレキシブルであること
5.長く使えること
とのこと。
確かに試着してみるとストレスを感じない掛心地を追求している事や、
余計なデザインを削ぎ落として機能美が全面に押し出されているような印象でした。
同じメーカーでありながら見事にブランドごとの住み分けができていると思います。
こちらの商品は太田店にて展開致しておりますので、お立ち寄りの際には是非、E5eyevanをお手にとってみてください。
店長 at 10時41分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2022年01月22日(土)
ハイカーブサングラスに普通のレンズを入れてみた3 [開眼堂コラム]
遂に完成したサングラスのお披露目です。
まずは斜めからのショット。
この角度から見ても、不自然な感じはなく、綺麗に仕上がっていると思います。
続いては正面からのショット。
こちらも違和感なく綺麗に見えます。
最後に真上から。
レンズに丸みがないので若干、レンズ部分が平面的に見えますが、
全体的には上手くまとめられたかと思います。
「それっぽく」見えるように形成するのは少し苦労しました。
かけ心地もほぼ今までと変わりはありません。
見え方については通常のメガネよりもフロントが反っているので、
顔を動かした時に、若干の景色の歪みがあります。
しかし、8カーブの歪みに比べたら全然マシです。
試しがけしているうちに景色の歪みは気にならなくなりました。
今回、思いつきで試した結果が割と良かったので
機会を見て、普通のレンズでフラックジャケットなども実験してみようと
思います。
条件さえ揃えば、お客様のサングラスに普通のメガネレンズを入れるサービスもお承り致しますので、ご検討中の方はぜひご相談くださいませ。
店長 at 00時34分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2022年01月21日(金)
ハイカーブサングラスに普通のレンズを入れてみた2 [開眼堂コラム]
ハイカーブサングラスに普通のレンズを入れてみた1からのつづき...
業界の方には物足りず、一般の方には少し難しいお話しをします。
どんなレンズにもレンズ表面のカーブとレンズ裏面カーブが存在します。
凹レンズ(近視の方)は基本的には表面のカーブよりも裏面のカーブの方がカーブがきつくなっています。
その裏面のキツめのカーブを利用して、さらにステップ加工(段落ち)で削ります。
今回のレンズは表面が約2カーブ裏面が約5カーブでした。
あとは削ってレンズを入れるだけ....
なんて簡単には終わらせてくれません。
それができるのならば開眼堂でなくても良くなります。
要は力技で無理やりハメ込めば出来なくはないでしょうが、レンズに相当なテンションが掛かりレンズの歪みどころか、正確な度数を確保する事も難しくなるでしょう。
その課題をクリアする為にはフレームを再形成するしか方法はありません。
具体的には、専用のヒーターでひたすら温め、7カーブもあるサングラスを5カーブになるように伸ばしていきます。
伸ばすだけなら簡単です。
ただ7カーブもあるサングラスを5カーブに伸ばすとどうなるか...
答えは、テンプル(ツル)が外方向に広がってしまい、相当鉢の張っている方でなければユルユルで掛けることはできなくなります。
そこでまたフレームの再形成です。
カーブは5カーブを保ちつつ、あたかも7カーブのサングラスのように形成していきます。
この辺は、理屈よりも経験がモノを言うと思いますので割愛させて頂きます。
これでレンズのカーブとサングラスのカーブを合わせることができました。
削り終わった後、レンズを組み込み歪みが発生していないか歪計で確認をします。
若干の歪みはあるものの純正に比べても歪みは少ないので十分合格点だと思います。
かくしてハイカーブサングラスに普通のメガネレンズを入れる
プロジェクトは完了しました。(いつの間にかプロジェクトになっていました)
次回、最終回は出来上がったサングラスのお披露目となります。
店長 at 00時42分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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