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2017年04月09日(日)

メガネをつくろう! 第5回(最終回) [開眼堂コラム]

ーーーメガネをかけてみようーーー


ついに最終回となりました「メガネをつくろう!」。

最終回はメガネを掛けた時に感じた事を
カテゴリ別に5つ星形式でまとめていきたいと思います。

【掛け心地】★★★★☆

掛け心地は素性がよかった為か、クリングス、テンプル幅、高さ調整くらいで
ジャストフィットになりました。
肉厚、極太フレームではないので長時間掛けていても重さ等も
負担にならないかと思います。
因にフレームのみで20グラム
レンズも入れて28グラムでした。

画像(239x320)・拡大画像(478x640)

フレームのみ20グラム

画像(239x320)・拡大画像(478x640)

レンズ込み28グラム

【デザイン】★★★★★

こればっかりは数値で表すことができないです。
もはや好みの問題ですね。
邑楽店長は細身ブロウフレームの波が押し寄せているので、
このビッグウェーブに乗るしかないと思ったので、その波に乗りましたが
結果、大正解でした。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

カッコエエ!!神々しさすら感じます!

【遠見視界】★★★★☆

今回使ったレンズが内面非球面レンズというカテゴリのレンズですが、
カーブの指定を5カーブ(通常の球面レンズが2〜3カーブ前後)と、
かなりカーブのあるレンズですが、非球面設計の恩恵もあり
視界の歪みなどは、ほぼ皆無。

これだけカーブがあっても通常の
球面レンズより歪みが少なく快適に使用できました。

鮮明さは両面非球面レンズに★1つ軍配が上がりました。 
そのため、見た目よりも鮮明さを求める方には両面非球面レンズを
お勧めします。

【近見視界】★★★★★

これはレンズ特性というよりも、斜視度数の影響が絶大だと思います。
邑楽店長、外斜視&上下斜視です。
今までも斜視度数もレンズに加えていましたが、
外斜視のほうが度数が強いので、そちらばかり気にして
いつも度数調整をしていたのですが、今回は上下斜視に
フォーカスを当てて、少し強めに上下斜視の度数を
加えたのですが、これが大正解!!

手元があからさまに快適になりました。
感覚での説明ですが、いつも「ギューッッ」と
無意識に力を入れて見ていたものが、
「ふわっ」と力を抜いた感じになり、
少し文字が大きく見えるような感覚でした。

なんとなく「目が良くてメガネを必要としない方は、いつも
こんな感じにみえるのかなぁ」と思いました。

今まで、邑楽店長は自宅で寝そべってPCを見ている時など
片目つむる癖があり、奥さんからも
「たまに片目閉じてYouTube見てるよね」と
言われるほどでしたが、
もしかしたら今回の上下斜視の度数でそれも克服できるような
気がします。

ちなみに現在メインで使っているライト遠近よりも
手元が楽かもしれません。

本当に驚きと感動すら憶えました。
こんなに楽になるなら、もっと上下斜視度数を強くしても
いいとすら思いました。

【コーティング性能】★★★★★

大げさに聞こえるかも知れませんが、「透明なサングラス」を掛けている感じです。

単純に眩しくないです。特にLEDなどの直線的な光に対して効果を感じました。
今回は、コーティングとも若干異なりますが、高エネルギー可視光線を
軽減カットしてくれるルティーナレンズを使い、さらに
ブルーライトカットコーティングを上乗せしてオーダーしたものなので
、ルティーナレンズとブルーライトカットコーティングの
W作用で相当な眩しさを軽減してくれました。

身近なところで感じられるのが、自動車のヘッドライトや街灯などの
拡散した光の、拡散した部分が消える感じでした。

また、高エネルギー可視光線カットレンズは、白内障や加齢黄斑変性症の
予防にも繋がるレンズですので、目の良い若い方にも将来の事を考え
おすすめしたいレンズです。

ーーーーーまとめーーーーー

【掛け心地】★★★★☆
【デザイン】★★★★★
【遠見視界】★★★★☆
【近見視界】★★★★★
【コーティング性能】★★★★★

概ね、満点の仕上がりで大満足です。
邑楽店長至上最高の仕上がりになりました。
この経験をお客様にフィードバックすることで、より良いサービスの
ご提供ができるのではないかと感じました。

特に、自分自身改めて気づかされた斜視矯正の重要性などは
もっともっとお客様にお伝えし、ご理解頂けなければいけないと思いました。

そして最後に、このコラムを載せる4月9日は邑楽店長の
39回目の誕生日。そんな記念すべき日に
店長史上最高のメガネが完成しました。
この新しいメガネと共に新しい1年がはじまります。

退屈なコラムが5回も続きましたが、少しでもお客様のお役に立てれば
いいかな。
とおもいつつ、最終回を終わらせようと思います。

画像(240x320)・拡大画像(480x640)

店長 at 10時07分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年04月08日(土)

メガネをつくろう! 第4回 [開眼堂コラム]

ーーーメガネを加工しようーーー

フレームもレンズも揃ったので、いよいよ加工になります。
今回の加工についてのコラムは、
「開眼堂では、こんな感じで加工してます」というところを
見て頂けたら幸いです。

まずは、入荷したレンズが、オーダーしたものと間違いがないか
レンズメーターで確認。
確認は、この作業以外でもとても重要で、常に「確認」という言葉は
頭の中においておきます。
社会人だったら常識ですけどね。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)
画像(238x320)・拡大画像(477x640)

右レンズの計測画面

レンズには傷もなければ、度数違いもなかったので、右目のレンズ
左目のレンズに印点を付けます。
(印点というのは、レンズの中心や乱視の軸を正確に記した3つの印です)
下のレンズの写真には印点が打ってあります。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

邑楽店長は、近視と乱視と外斜視ぎみなので、それに合った
印点を打ちます。

次に、今回のレイバンのフレームのレンズ形状を加工機に
読み込ませます。
この機械で、フレームのサイズやカーブの計測ができます。
開眼堂の計測器はかなり優秀な子なので、正確な数値を
はじき出します。(自画自賛)

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

計測が終わったら、その情報は別の機械に転送され、
そこで、邑楽店長のデータやカーブやいろいろな事を指定し
入力します。
ここでは、あえて細かな説明は致しません。説明しても
メガネ屋さんが読めば理解できますが、一般の方だと、
チンプンカンプンになってしまうと思うのであえて省略させて頂きます。
下の写真がチンプンカンプンな情報の画面です。。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

このデータと誤差が出ないようにレンズを削る加工機に取り付ける
アタッチメントをレンズに装着します。
少しでもアタッチメントがズレたら、削り終わったレンズも
データとズレた結果で仕上がるので、絶対ズレないように
慎重に取り付けます。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

レンズにアタッチメントを取り付けました

ここまで準備が整ったら、いよいよレンズを削ります。
レンズを削る為の加工機に移動し、レンズをセット、
フレームのカーブとレンズのヤゲンカーブを合わせます。
ヤゲンというのはレンズの断面の尖った、フレームのリムに
はめ込む部分です。
スタートボタンを押したら後戻りはできません。
レンズが左右間違っていないか、入力データは間違っていないか
最終確認をします。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

かくしてレンズは削り終わりました。
これでフレームにはめ込んでおしまい。

だったら苦労しません。

機械である程度削り上がったら、今度は手作業で
フレームにレンズを入れたときにできる余計なテンションを
取り除きます。
この歪みを取り除かないとフレームにもレンズにもテンションが
かかった状態なので、フレームとレンズ、どちらにも負担がかかります。
特にレンズはテンションがかかると正確な度数ではなくなったり、見え方
に違和感を憶えたりします。

画像(238x320)・拡大画像(477x640)

歪みを手作業でなくしていきます

画像(238x320)・拡大画像(477x640)

レンズの歪みをなくしたら、最後にレンズの軸が狂っていないか
レンズメーターで最終確認をして
度数に狂いがなかったので、このメガネは
大成功のうち完成しましたっ!!

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

次回は最終回・・・

ーーーメガネをかけてみようーーーです

※4月9日頃更新予定※

店長 at 15時21分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年04月05日(水)

メガネをつくろう! 第3回 [開眼堂コラム]

ーーーレンズを選ぼうーーー

フレーム計測も終わり、次にやることと言ったらレンズ選び。
レンズと一言でいっても、何十、何百というバリエーションがあります。
レンズ一つとっても、球面レンズ、非球面レンズ、内面非球面レンズ、
両面非球面レンズ、などなど。
コーティングにしても、傷に強いコーティング、ブルーライトカットコーティング、
高エネルギー可視光線カットレンズ、レンズの色が変わる調光レンズなどなど、
挙げたらキリがありません。
そうなってくるとレンズ選びは何が重要かというと、主に
「お客様のニーズに応えること」だと思います。
シンプルではありますが最も重要なことだと思います。

そこで、邑楽店長思いました。
自分がお客様だとしたら、レンズに対して何を求めているか?
それは・・・、
1:透明でありながら眩しさを抑えてくれること。
2:レイバンのフレームシェイプがカッコイイので、ダミーレンズと同じ
  カーブのレンズ。
3:レンズカーブがありながら、非球面レンズのように歪みの少ないもの。
以上、3つのことがレンズ選びで優先したいことでした。
そこで選ばれたレンズが、東海光学から発売されている、メガネレンズで
ベルーナHXルティーナ SD になりました。

このレンズで上記3点のニーズに応えることができます。
ひとつ目の「透明でありながら眩しさを抑えてくれること」は
加齢黄斑変性などの予防にも繋がるルティーナレンズで解決します。
加えて、青色光を軽減してくれるBCCコートを追加しました。
ルティーナレンズの特徴は以下の図をご参照ください。

画像(300x214)

≪一般的なレンズを装用した眼≫

画像(300x214)

≪ルティーナを装用しつづけた眼≫

画像(320x224)・拡大画像(480x337)
画像(320x239)・拡大画像(640x478)

ルティーナレンズはレーザーポインタの光線をレンズでカットして、
レンズ下の布まで光線が届きません。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

通常のブルーライトッカットレンズは、レーザーポインタの光線が
レンズを貫通して、下の布まで光線が届いてしまいます。

次に残り2つの要望、

※フレームシェイプがカッコイイので、ダミーレンズと同じカーブのレンズ。

※レンズカーブがありながら、非球面レンズのように歪みの少ないもの。

これもベルーナHXルティーナSDレンズを選択することで解決します。
SDの特徴は内面非球面レンズといって、簡単に言うと、球面レンズのように
レンズにカーブがありながら、非球面レンズのような歪みの少ない視野を確保
できるというスグレモノ!しかもレンズのカーブも指定できます!
今回のレイバンのレンズカーブが5ガーブだったので、5カーブで指定しました。
これで仕上がりの状態も元々のフレームシェイプを崩す心配がありません。
※カーブ指定はお客様のお度数により、カーブ指定の限界がございます※

これで、ニーズに応えるレンズ選びが完了しました。
完成が近づき、わくわくしています。

次回は・・・
ーーーメガネを加工しようーーーです

※4月8日頃更新予定※

店長 at 00時21分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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