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ルディ MAGSTER ミラー調光レンズ 入荷
オークリー OIL_RIG 入荷
取り急ぎのご報告
LTH×huginc.TOWA TEIモデル @
ドレスコード サングラス
QBRICK BTY0102

2022年02月05日(土)

フレーム再生のススメ [開眼堂コラム]

お気に入りのフレームも月日が経つと傷や塗装ハゲなどの劣化が
どうしても起きてしまいます。
例えば、メタルフレームの場合、メッキが剥がれてしまうことは
よく起こる事です。
仕方なくそのままご使用されている方もいらっしゃるかと思いますが、
実は、メガネの再メッキ塗装は可能で、価格も一般の方が想像しているより少し安く仕上がるかもしれません。

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上の写真はゴールドメッキのテンプルが劣化によって剥げてしまったものです。
デザインが良くてもメッキが剥がれてしまうとどうしても古臭く見えてしまいます。

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これはメッキ再塗装後の写真になります。
ほぼ新品のように生まれ変わりました。
また、この写真の場合、元々の色と同じ色に塗装していますが、
気分を変えてシルバーにしてみるとか、ブラックにしてみるなどのカラーの選択も可能です。

画像(320x320)・拡大画像(640x640)

続いては、長年使用していると起きてしまうセルフレームの白化です。
このような劣化もフレーム素材にもよりますが、大抵のセルフレームなら
磨き直しをすることによりピカピカに再生できます。

画像(320x320)・拡大画像(640x640)

次は、再生というよりもカスタムに近いものになりますが、
鼻パッドの交換になります。
既存の鼻盛りだとかけ心地が安定しない。
特に海外ブランドなどは鼻幅の広いモデルが多く、アジア人の顔には
どうしてもフィットしにくいものです。
そんな時は思い切ってクリングスタイプに付け替えることをおすすめ致します。
見た目は変わりますが、かけ心地は格段に向上します。

画像(320x320)・拡大画像(640x640)

次も、再生というよりカスタムになりますが、
レンズ形状の変更です。
これができるのは縁なしメガネの大きなメリットです。
レンズ形状を変えるだけで今までの印象と180度イメージが変わります。

このように購入した後でも様々な再生やカスタムが可能ですので、
ご自宅で眠っているフレームを再生したい、
気に入っているフレームが経年劣化で古臭く見えてしまうので
キレイに再生したいなど、様々なご要望にお応えできますので
フレーム再生検討中のお客様はぜひ一度当店にご相談ください。

店長 at 00時13分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2022年01月22日(土)

ハイカーブサングラスに普通のレンズを入れてみた3 [開眼堂コラム]

画像(320x320)・拡大画像(640x640)

遂に完成したサングラスのお披露目です。
まずは斜めからのショット。
この角度から見ても、不自然な感じはなく、綺麗に仕上がっていると思います。

画像(320x320)・拡大画像(640x640)

続いては正面からのショット。
こちらも違和感なく綺麗に見えます。

画像(320x320)・拡大画像(640x640)

最後に真上から。
レンズに丸みがないので若干、レンズ部分が平面的に見えますが、
全体的には上手くまとめられたかと思います。
「それっぽく」見えるように形成するのは少し苦労しました。
かけ心地もほぼ今までと変わりはありません。
見え方については通常のメガネよりもフロントが反っているので、
顔を動かした時に、若干の景色の歪みがあります。
しかし、8カーブの歪みに比べたら全然マシです。
試しがけしているうちに景色の歪みは気にならなくなりました。
今回、思いつきで試した結果が割と良かったので
機会を見て、普通のレンズでフラックジャケットなども実験してみようと
思います。
条件さえ揃えば、お客様のサングラスに普通のメガネレンズを入れるサービスもお承り致しますので、ご検討中の方はぜひご相談くださいませ。

店長 at 00時34分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2022年01月21日(金)

ハイカーブサングラスに普通のレンズを入れてみた2 [開眼堂コラム]

ハイカーブサングラスに普通のレンズを入れてみた1からのつづき...

業界の方には物足りず、一般の方には少し難しいお話しをします。
どんなレンズにもレンズ表面のカーブとレンズ裏面カーブが存在します。
凹レンズ(近視の方)は基本的には表面のカーブよりも裏面のカーブの方がカーブがきつくなっています。
その裏面のキツめのカーブを利用して、さらにステップ加工(段落ち)で削ります。
今回のレンズは表面が約2カーブ裏面が約5カーブでした。

画像(180x180)・拡大画像(640x640)

レンズ表面

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レンズ裏面


あとは削ってレンズを入れるだけ....
なんて簡単には終わらせてくれません。
それができるのならば開眼堂でなくても良くなります。
要は力技で無理やりハメ込めば出来なくはないでしょうが、レンズに相当なテンションが掛かりレンズの歪みどころか、正確な度数を確保する事も難しくなるでしょう。
その課題をクリアする為にはフレームを再形成するしか方法はありません。
具体的には、専用のヒーターでひたすら温め、7カーブもあるサングラスを5カーブになるように伸ばしていきます。

画像(320x320)・拡大画像(640x640)

伸ばすだけなら簡単です。
ただ7カーブもあるサングラスを5カーブに伸ばすとどうなるか...
答えは、テンプル(ツル)が外方向に広がってしまい、相当鉢の張っている方でなければユルユルで掛けることはできなくなります。
そこでまたフレームの再形成です。
カーブは5カーブを保ちつつ、あたかも7カーブのサングラスのように形成していきます。
この辺は、理屈よりも経験がモノを言うと思いますので割愛させて頂きます。
これでレンズのカーブとサングラスのカーブを合わせることができました。
削り終わった後、レンズを組み込み歪みが発生していないか歪計で確認をします。

画像(320x320)・拡大画像(640x640)

若干の歪みはあるものの純正に比べても歪みは少ないので十分合格点だと思います。
かくしてハイカーブサングラスに普通のメガネレンズを入れる
プロジェクトは完了しました。(いつの間にかプロジェクトになっていました)

次回、最終回は出来上がったサングラスのお披露目となります。

店長 at 00時42分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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