開眼堂は、メガネ・コンタクト・サングラスの専門店。 こだわりのブランドフレームの品揃えは、群馬県内トップクラス!

LIZ LISA メタルフレーム
USH UFO-050
ラフォン セルフレーム
キューブリック BTY-3704
新作!LTHサングラス入荷!A
レスザンヒューマン BRAZIL

2017年04月08日(土)

メガネをつくろう! 第4回 [開眼堂コラム]

ーーーメガネを加工しようーーー

フレームもレンズも揃ったので、いよいよ加工になります。
今回の加工についてのコラムは、
「開眼堂では、こんな感じで加工してます」というところを
見て頂けたら幸いです。

まずは、入荷したレンズが、オーダーしたものと間違いがないか
レンズメーターで確認。
確認は、この作業以外でもとても重要で、常に「確認」という言葉は
頭の中においておきます。
社会人だったら常識ですけどね。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)
画像(238x320)・拡大画像(477x640)

右レンズの計測画面

レンズには傷もなければ、度数違いもなかったので、右目のレンズ
左目のレンズに印点を付けます。
(印点というのは、レンズの中心や乱視の軸を正確に記した3つの印です)
下のレンズの写真には印点が打ってあります。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

邑楽店長は、近視と乱視と外斜視ぎみなので、それに合った
印点を打ちます。

次に、今回のレイバンのフレームのレンズ形状を加工機に
読み込ませます。
この機械で、フレームのサイズやカーブの計測ができます。
開眼堂の計測器はかなり優秀な子なので、正確な数値を
はじき出します。(自画自賛)

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

計測が終わったら、その情報は別の機械に転送され、
そこで、邑楽店長のデータやカーブやいろいろな事を指定し
入力します。
ここでは、あえて細かな説明は致しません。説明しても
メガネ屋さんが読めば理解できますが、一般の方だと、
チンプンカンプンになってしまうと思うのであえて省略させて頂きます。
下の写真がチンプンカンプンな情報の画面です。。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

このデータと誤差が出ないようにレンズを削る加工機に取り付ける
アタッチメントをレンズに装着します。
少しでもアタッチメントがズレたら、削り終わったレンズも
データとズレた結果で仕上がるので、絶対ズレないように
慎重に取り付けます。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

レンズにアタッチメントを取り付けました

ここまで準備が整ったら、いよいよレンズを削ります。
レンズを削る為の加工機に移動し、レンズをセット、
フレームのカーブとレンズのヤゲンカーブを合わせます。
ヤゲンというのはレンズの断面の尖った、フレームのリムに
はめ込む部分です。
スタートボタンを押したら後戻りはできません。
レンズが左右間違っていないか、入力データは間違っていないか
最終確認をします。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

かくしてレンズは削り終わりました。
これでフレームにはめ込んでおしまい。

だったら苦労しません。

機械である程度削り上がったら、今度は手作業で
フレームにレンズを入れたときにできる余計なテンションを
取り除きます。
この歪みを取り除かないとフレームにもレンズにもテンションが
かかった状態なので、フレームとレンズ、どちらにも負担がかかります。
特にレンズはテンションがかかると正確な度数ではなくなったり、見え方
に違和感を憶えたりします。

画像(238x320)・拡大画像(477x640)

歪みを手作業でなくしていきます

画像(238x320)・拡大画像(477x640)

レンズの歪みをなくしたら、最後にレンズの軸が狂っていないか
レンズメーターで最終確認をして
度数に狂いがなかったので、このメガネは
大成功のうち完成しましたっ!!

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

次回は最終回・・・

ーーーメガネをかけてみようーーーです

※4月9日頃更新予定※

店長 at 15時21分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年04月05日(水)

メガネをつくろう! 第3回 [開眼堂コラム]

ーーーレンズを選ぼうーーー

フレーム計測も終わり、次にやることと言ったらレンズ選び。
レンズと一言でいっても、何十、何百というバリエーションがあります。
レンズ一つとっても、球面レンズ、非球面レンズ、内面非球面レンズ、
両面非球面レンズ、などなど。
コーティングにしても、傷に強いコーティング、ブルーライトカットコーティング、
高エネルギー可視光線カットレンズ、レンズの色が変わる調光レンズなどなど、
挙げたらキリがありません。
そうなってくるとレンズ選びは何が重要かというと、主に
「お客様のニーズに応えること」だと思います。
シンプルではありますが最も重要なことだと思います。

そこで、邑楽店長思いました。
自分がお客様だとしたら、レンズに対して何を求めているか?
それは・・・、
1:透明でありながら眩しさを抑えてくれること。
2:レイバンのフレームシェイプがカッコイイので、ダミーレンズと同じ
  カーブのレンズ。
3:レンズカーブがありながら、非球面レンズのように歪みの少ないもの。
以上、3つのことがレンズ選びで優先したいことでした。
そこで選ばれたレンズが、東海光学から発売されている、メガネレンズで
ベルーナHXルティーナ SD になりました。

このレンズで上記3点のニーズに応えることができます。
ひとつ目の「透明でありながら眩しさを抑えてくれること」は
加齢黄斑変性などの予防にも繋がるルティーナレンズで解決します。
加えて、青色光を軽減してくれるBCCコートを追加しました。
ルティーナレンズの特徴は以下の図をご参照ください。

画像(300x214)

≪一般的なレンズを装用した眼≫

画像(300x214)

≪ルティーナを装用しつづけた眼≫

画像(320x224)・拡大画像(480x337)
画像(320x239)・拡大画像(640x478)

ルティーナレンズはレーザーポインタの光線をレンズでカットして、
レンズ下の布まで光線が届きません。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

通常のブルーライトッカットレンズは、レーザーポインタの光線が
レンズを貫通して、下の布まで光線が届いてしまいます。

次に残り2つの要望、

※フレームシェイプがカッコイイので、ダミーレンズと同じカーブのレンズ。

※レンズカーブがありながら、非球面レンズのように歪みの少ないもの。

これもベルーナHXルティーナSDレンズを選択することで解決します。
SDの特徴は内面非球面レンズといって、簡単に言うと、球面レンズのように
レンズにカーブがありながら、非球面レンズのような歪みの少ない視野を確保
できるというスグレモノ!しかもレンズのカーブも指定できます!
今回のレイバンのレンズカーブが5ガーブだったので、5カーブで指定しました。
これで仕上がりの状態も元々のフレームシェイプを崩す心配がありません。
※カーブ指定はお客様のお度数により、カーブ指定の限界がございます※

これで、ニーズに応えるレンズ選びが完了しました。
完成が近づき、わくわくしています。

次回は・・・
ーーーメガネを加工しようーーーです

※4月8日頃更新予定※

店長 at 00時21分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年04月03日(月)

メガネをつくろう! 第2回 [開眼堂コラム]

ーーーフレーム計測をしてみようーーー

第2回は、タイトルのとおり、フレームの計測をします。
この作業は、全てのメガネ屋さんが実施しているものではないと
思いますが、この作業をすることで、顔とメガネとレンズの
一体感が深まるものです。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

上の写真の器具と、iPadのアプリが連動していて、
この器具をフレームにセットしてiPadで撮影。
すると、アプリに撮影した計測データが表示され、それをもとに
制作すると、メガネの良さを最大限引き出して使用できます。
下の写真が器具を付けた撮影風景です。

画像(320x185)・拡大画像(480x278)
画像(320x210)・拡大画像(480x316)

当店の検査は時間が掛かるとおもいますが、上記のような最新器具や、
最新検眼機、最新加工機を用い、熟練のスタッフがお客様
ひとりひとり丁寧に丁寧に対応させて頂いております。

画像(239x320)・拡大画像(478x640)
画像(239x320)・拡大画像(478x640)

次回は・・・
ーーーレンズを選ぼうーーーです

※4月5日頃更新予定※

店長 at 00時59分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

過去の記事へ

開眼堂コラム